東京で最も好きな居酒屋であり、九州酒場の麻布十番のおにまるさんが勇退され、完全に九州料理ロスに(一人あたり二万円を見れば田中田はあるものの一人一万五千円以内グルメが飲ミシュランポリシーということもあり)。 ということで、博多が本店のアラカルト豊富な『もつ鍋　やましょう』に最近は通っています。そして、もつ鍋ではなく、九州料理を食べに行っています。 『やましょう』さんは、東京には人形町店、市ヶ谷店、神楽坂店の3店舗あり、店舗ごとに多少メニューに変化をつけており、チェーンとは違う色や特色を各店舗に持たせています。 食材は基本的に福岡県と佐賀県が中心。 お魚は玄海灘産を中心に、福岡市長浜市場や佐賀県唐津魚市場から朝水揚げされ、そのまま空輸で夕方には都内の各店舗に届いているそうです。唐津Qサバは都内での取り扱いは『もつ鍋　やましょう』のみとのこと。 お酒で驚きだったのは、佐賀県白石町産の国産レモン（品種：りのか）を使った生絞りレモンサワーが絶品です。りのかのさっぱりとほのかな甘さで飲み過ぎてしまうこと間違いなしです。 440円のお通し代ですが、出てくるのは状態の良い絶品の酢もつ。スタートから胃袋を掴まれます。 スペシャリテの唐津Qサバですが、昨年はサバのアニキサスが凄かったこともあり、取り扱いがなく。なので、ゴマカンパチにしましたが、甘い醤油はもちろん、香り高いゴマと抜群に合い、薬味チョイスもさすがのマリアージュ。 生絞りレモンサワーを飲み過ぎると凄い金額になりそうだったので、途中からボトルを入れて、食べて飲んで一人8,000円前後。アラカルトで九州料理は如何でしょうか。