徳川家の巨船 御座船 安宅丸

御座船安宅丸とは、江戸時代初期に徳川3代将軍家光公の命によって造られ、その巨額な維持費用により、わずか50年弱で解体された伝説の巨船である。確かな文献が存在せず、詳細は不明な船だが、その大きさは富士山に、豪華さは日光東照宮に比肩された江戸の名物の一つであったとされている。現在東京湾を運航している御座船安宅丸は、この伝説の巨船をテーマとしたクルーズ船だ。非日常の景観や旬の日本食をクルーズを通して楽しむことができる。徳川お持て成し役者陣とのふれあいなど、和の歴史浪漫あふれる乗船体験をしてみては。