鮨と和食が融合されたおまかせコースはお店一番人気のメニューです。ミシュラン店での修業経験がある大将自身が目利きした食材を使ってつくられたお料理の数々。
握り、お料理、器のすべてが美しくて食べるだけではなく見て楽しむことができるコースで最後まで堪能することができました。
まずは最初出てきたのがトロタク。トロの上に雲丹、キャビア、さらに金粉が乗っかっている贅沢な創作鮨からのスタート。柔らかいトロと雲丹が口の中でフワッと広がって美味しいですね。
次に出てきたのが前菜3点盛り合わせ。海老芋、鱈の白子のホワイトソース、ふぐの天ぷらの組み合わせ。普段なかなかお目にかかれないお料理だったのでじっくり味わいながらいただきました。
3品目は北海道昆布森の生牡蠣です。これ本当大きな貝なんですよね。大粒の牡蠣の身が存在感ありますね。ひと口でいただいてしまいましたが、ミルキーで滑らかな舌触りでしたね。ここからお待ちかねの握り5貫です。カマス・中トロ・シマアジ・アオリイカ・ホタテの5種類でした。
握りと握りの間に出てきたのは、黒毛和牛の炙りとフォアグラのお寿司です。黒毛和牛はイチボのお肉を使っていて、フォアグラの風味と牛肉の風味がいい感じに合わさって濃厚でジューシーで美味しかったですね。
後半の握り5貫、鯵・マグロ漬け・車海老・カツオ・穴子の5種類でした。マグロの漬けはマグロの身の柔らかさと柚子胡椒の風味が効いていて良いですね。穴子は面白くて、塩とタレの2種類の握りが容易されているんです。こういう手間をかけてくれるのが贅沢でいいですよね。
最後にシメのご飯でさっぱりとした鯛茶漬け。そしてデザートにはいちごのムースの登場です。いちごの果肉をたっぷり使ったムースは酸味が効いていて食後のお口直しピッタリのスイーツでしたね。