中華料理屋ではなかなかないメニューの筆頭ではないだろうか。「食べるサウナ」。激辛で汗をかくとかいう食品を冒涜するダサい料理ではない。辛いことは辛いけれどあり得ない辛さではなく、いっそ、その奥に甘さすら感じる。きちんと美味しく食べているうちに香辛料で汗が噴き出る。四川は昼夜の寒暖差が激しいために、香辛料を使った料理で体調を整えたというが、まさにそれ。これを食べた後は確実に「整う」。(唐辛子に慣れてない人の場合、明日の肛門がどうなるか、って話は残るが。)