田中そば武蔵境店は、コロナ禍で1度テイクアウトもしましたが、店内実食は4年振り4回目。
近くのコインパに停め、午後2時前に店着で8割程の入り。
券売機で肉そばをポチッとした後、感じの良い小柄で明るいお嬢さんにカウンターを案内されました。
厨房には威勢の良いお兄さん2人。相変わらず全体的に清潔感があります。
そして、直ぐに着丼。
久々の喜多方的チャーシューが表面を覆い焦げ茶のメンマと新鮮なネギがセンターに乗るこの麺顔。
食欲が唆りますねぇ。
久々の豚塩清湯スープは絶妙な塩加減で、豚のコクと香味野菜の甘さは、喜多方の坂内食堂やうめ八に引けを取らない旨みがあり、暫くレンゲでグビグビ行ってしまいます。
表面を覆う香味湯は喜多方のように豚ガラ油ではなく、どうも鶏油のようです(不確か)。この構成も田中そば店ならではの旨みバランスなのかも知れません。
何れにしてもほっこりした膨よかで優しい美味しさがあります。
バラチャーシューは、大きさも厚さも味付けも喜多方的な作りで、柔らかく旨み抜群。バラチャーシュー大好きな私としては、8枚乗ってるので十分満足できます。ここでは肉そばはマストですね!
麺は、トリオ製麺東京支店の平打ち縮れ麺で150g位でしょうか、喜多方よりやや細く佐野や白河に近い感じです。縮れは緩めでモチモチ食感はそれ程ありませんが、スープとの相性は良く気持ちよく啜れます。
田中そば店の特徴的な焦げ茶のメンマはコリコリで美味しいですねぇ。おそらく塩漬けメンマを水で時間をかけて戻して調理してるのでしょう。
途中ブラックペッパーを投入しましたが、やはりこのタイプはホワイトペッパーの方が合いますね。見当たらなかったのがなかったのが残念…
また、香唐-SHANTOU-という少し湿ったタイプのオリジナル唐辛子をレンゲのスープに乗せてみましたが、これは個人的にはスープの味を崩してしまいイマイチでした。おそらくメニューにある龍上海に似た山形辛みそらーめんには抜群に合うと思います。
そんなこんなで、あっさり完飲完食。
喜多方に行かなくても十分美味しい一杯を頂きました。