北海道ミシュランでかつて三つ星を獲得した札幌の実力派王道フレンチの レストランモリエール 。 札幌駅からタクシーで15分ほどの距離。 店内は白いテーブルクロスがかけられたテーブル席で窓側は自然光が入るので今回ランチ訪問時は気持ち良い雰囲気だった。 北海道の食材を中心としたモリエールの王道フレンチは一皿毎のボリュームもしっかりでコスパも高く大満足な構成。 クラシックなフレンチの味付けや調理を施した珠玉のフレンチは札幌でもオススメ出来る店。 サービスの方の雰囲気や接客もよく居心地の良い空間だった。
2021.10訪問口コミ詳細
Menu HOKKAIDO
8,200円◆椎茸のスープ トロみのある椎茸のスープはアツアツの状態で運ばれてくる。濃厚でしっとりしたスープは椎茸の香りと旨みがしっかり。美味しいスープからスタート！ ◆帆立のフリット サクサクに揚げられたフリットはパリパリの大葉に柔らかい帆立の肉厚な食感の違いがよい。大葉のさっぱり感も楽しめるフリット。 ◆温野菜のサラダ フレンチと言えば各店サラダメニューがその店のスペシャリテとして拘りが様々で違いを楽しめるので個人的に好きなメニュー。 モリエールは20種の温野菜を使うサラダで全部混ぜ合わせて食べるスタイル。 レモンのジャム、ビーツ、ほうれん草、胡麻醤油のペーストを軽く2、3回混ぜて食べる事でそれぞれのソースの違いを楽しみながら美味しく頂けた。 ◆穴子とフォアグラのポアレ 噴火湾の穴子とフォアグラのポアレ。舞茸と説明を聞いていたが急遽穴子にグレードアップしてくれた。 木の芽とネギでさっぱり感と食感の良さをプラス。フォアグラのしっとり濃厚な深い味わいと穴子を噛むと間にフォアグラの脂も入っていき一体感があるポアレ。 ◆カスベのムニエル カスベとは北海道の方言でエイを指す言葉。 焦がしバターとレモンのソースでグツグツの状態でカスベが登場。 ゼラチン質で筋肉質！身は柔らかいが軟骨のコリコリがたまらない食感。兎に角焦がしバターレモンソースが美味しかった。 ◆レモンと紅茶のソルベ 洋梨のブランデーをかけてさっぱり。 レモンの酸味がしっかりで後で紅茶の香りが抜ける。 ◆蝦夷鹿の炭火焼き 付け合わせはビーツ、りんごのコンポート、ナスタチューム、寝かせたメークインポテト シェフオススメのミディアムレアで炭火焼きの香ばしさも感じる蝦夷鹿肉をしっかりボリュームで堪能。 ジビエが寒くなってきてよくなってくる時期だが、蝦夷鹿も木の実を食べる季節に入り脂もよくなるとの事で脂の多い部位も頂いた。噛めば噛むほど感じる肉の旨味が最高でリンゴのコンポートやナスタチュームと食べる組み合わせがかなり良かった。 ◆サヴァラン 通常はラム酒をかけるが日本酒で頂くのがモリエールスタイル。生クリームを大量に乗せて。 柔らかくてしっとりしたサヴァランは中に入ってるシロップで中の生地はひたひた状態に。 ◆レモンのゼリー ◆シャインマスカット ◆山葵とグレープフルーツのシャーベット
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