金沢 加賀前田家の奥方御殿 成巽閣

🏛️ 前田家奥方御殿　重要文化財　成巽閣 . 特別展「前田家伝来 雛人形雛道具特別展」 会期: 2023.02.09〜04.17(毎週水曜日は休館) 時間: 9:00〜17:00 . 一般・大学生　¥1,000 (¥700) 高中生　¥400 (¥300) 小学生　¥300 (¥250) ※()内は企画展開催時の入館料。 . 江戸時代末期の1863年、13代藩主#前田斉泰 が母君・真龍院のために建てた隠居所。当初は金沢城の南側に位置していることなどを理由に「#巽御殿 」と呼ばれていました。大名正室の御殿としては、唯一現存する建物です。 #成巽閣 は#寄棟造 の2階建ての建築物。1階は#武家書院造 、2階は#数寄屋風書院造 で2つの様式を取り入れており、当時の伝統工芸の技が結集しています。 . 1階の見どころは「#謁見の間 」。公式のご対面所で、#加賀百万石 前田家を象徴する贅を尽くした空間です。特に花鳥の#欄間彫刻 には惚れ惚れしてしまいました。 2階は「#群青の間 」と「#書見の間 」！建物内の写真を撮ることが出来なかったので、ぜひ公式サイトで見てみて欲しいのですが、とてもお洒落な空間になっています。成巽閣の色壁に使われた#顔料 が興味深かったので資料も一緒に投稿します(🎞4枚目)。 . そして、1階で行われていた特別展。#ボランティアガイドさん 曰く、1年で1番面白い展覧会だそう。 前半は#蒔絵 が施された#雛道具 。婚礼道具のミニチュアであるため、豪華で精緻。#梅鉢紋 (うめばちもん)だらけで主張が激しいなと思ったのは内緒。 後半は#雛人形 がずらり。ビラに掲載されている、こけしのように頭がまん丸の雛人形がいくつかあり、思わずクスリ。江戸時代の美的感覚がわからなくなりました。 『雛人形🎎には丸顔と長顔の2つの系統があります。丸顔系の雛人形は室町雛より始まり宝暦(1751〜1854)の頃、#次郎左衛門雛 としてひとつの完成を見、長顔系の寛永雛は享保雛・#有職雛 ・古今雛と変遷して行きました。いずれも豪華な雛飾りの主役でしたが多くの公家・大名家では次郎左衛門雛(丸顔系)が幕末まで好まれました。』 とキャプション代わりの資料に書かれていました。 . 🎞6枚目「#万年青の縁庭園 」 深山渓谷を表し、せせらぎの音がよく聞こえます。 . 🎞7枚目「#土筆の縁庭園 」 水は静