29歳の女性シェフが率いるイノベーティブ。元はパティシエだそうで、シャイながら、料理は饒舌で繊細で、すごく攻めてて面白い！エキサイティングな時間に感謝です。

星野リゾートが営む「奥入瀬渓流ホテル」のフレンチがリニューアル。この地でこんなに本格的なガストロノミーレストランが？！と驚く、非日常な空間が出来上がった。 星野リゾートが誇るガストロノミーといえば、軽井沢の「ユカワタン」だけれど、絶対ここもそれに続く名店を目指してるはず！ 最初のアペリティフは、レストラン外にあるテラスで、流れる川を眺めながら楽しめるというのに惚れ惚れしました。

この景色を眺めながら、澄んだ空気を吸いながら、美味しい水を飲みつつ、銘酒の味を利くという贅沢な体験をさせてくれる、なにここ神ですか？というくらい素敵な場所です。 日本酒は神の水……と、心でも納得できました。日本酒はECでも買えるけれど、ここの景色を愛で、香りを吸いこんでからにしたいなと心から思いました。

西麻布の人気ガストロノミー「crony」の春田理宏シェフが監修を務めたラーメンの店が京都に出来たと聞いて、ダッシュで体験。 しかも、17時には閉店する店で、野菜だけのveganラーメンがあって、コース構成だと。意味わかりません！！ 恐る恐る訪ねてみたら、最初の一皿から素晴らしく美味しかった。ラーメンに至っては、何種類もの野菜を使って出汁をひき、味を重ね、チャーシューなんて不在でもまったく物足りないと思わない完璧な仕上がりでした。 野菜の力をみくびってました。本当にすみません、美味しかった〜。

「予約取れたよ、行かなきゃ！行くよね？」と誘われ、何がなんだかよくわからないままに向かったのは岐阜県山奥の一軒家の料亭でした。 名古屋から電車に1時間ほど揺られ、到着後はさらにお迎えのバスに1時間ほど。ここまでして何を食べに行くのか、私！とドキドキしながら向かうと、出迎えてくれたのは山ほどの鮎とシャンパン。 お店の方が一尾一尾を丁寧に焼いてくださり、さらに、一夜干し、そのまま、と、いろんな工夫が凝らされているのをまるで鮎のデギュスタシオンかってくらいに味わっていくのが楽しかった。 旅しなくちゃ出会えない味ってありますねぇ。