メニューはいかにもフュージョン的です。
前菜は、とても盛りの美しいいかにもキラキラ系ではありますが、味のバランスの計算は確かです。
ウリと思われるキャビアは、たしかにこれほどの量のキャビアを一気に食べたことは無いと思われる大盤振る舞い。じっくりとキャビアそのものを味わえます。
コースが進むにつれて、クラシックなフレンチの色合いがどんどん濃くなっていき、満足度も確かなものになっていきます。
最後のデザートは再び遊び心のあるものに。
ここでも凍らせたトリュフを使い、細かく削り表面積を大きくしたアイスは計算され尽くされた品。
遊び心とクラシックと食材が渾然一体となっています、