朝採れたての雲は
宇治の播磨園のほうじ茶で作った定番の1品。
適度な甘みと濃いお茶感。
良い。
山椒のお餅は
刻んでわらび餅と合わせる。
このひは7月の末ですがこんなタイミングで花山椒。
5月から花山椒冷凍でとっておいたそうです。
これは甘くなく、山椒ピリッとする感じ。
ハーブ感全開のデザートをいただくような感覚でしょうか。
とうもろこしのアイスは
とうもろしにかぶりつくイメージを表現したかったそうです。
これなら歯につまることないし(笑)ということ笑
生の状態で粒をとり、とうもろこしの芯でで出汁をとって合わせているそうです。
カプレーゼのデザート仕立ては
バジルの香り移したブラマンジェにトマト果汁のジュレ、更にトマトのグラニテ。
色合いには赤や緑の鮮やかな色合いはありませんが、味はまさにカプレーゼ。
一昨日まで出し続けてきてこれを美味しいというお客様が多く一度自身をなくされてしまい昨年は提供をやめられてしまったそうですが、今年の苺のコースで復活し、やはりファンが多かったので今後も向き合っていくことにされたそうです。
そば茶は
シナモンでカカオ感を。不思議な感覚です。
焼きいちじくは
焼きナスのようにイメージして仕上げた無花果。
黒い部分はとってメープルに漬け込んだ。
無花果はドーフィンという5月からある品種。
本場フランスやイタリアでは今の時期らしいです。
カスタードにはシナモン。
葉っぱを1年乾燥させたソースで。
ここから桃。
品種は山梨県産嶺鳳
樹上の完熟した桃のみを使用しているそうです。
アーモンドのアイスは
牛乳にアーモンドスライスをつけてアイスクリームに。
アマレットで杏仁感を出している。
桃エキスのソースで。
なんともお皿から美しい。
思わずうっとりしてしまう1品です。
桃のミキュイは
桃を半分にして皮ごとコンポートに。
皮は食べる直前に剥がした方が酸化しないそうです。
ジャスミンの香りで焚き上げているそうです。
イメージしたグチュグチュした感じのコンポートとは全く違い、食感残ったタイプ。新しい感じ。
桃と薔薇のモンターニュは
薔薇と桃を使った最後のデザート。
薔薇はさ姫。
さ姫をほぐしてコンポートをかけて食べる
薔薇をこんなにしっかりと「食べる」という感覚は初めてかもしれない。