レストラン ルパン

市川・本八幡エリアでの最高峰フレンチ🇫🇷 この日はランチで訪問。 駅から5分ほどと遠すぎず、白を基調とした清潔感のある店内です。 初来訪のこの日は3500円(税抜)のCコースをお願いしました。 シャンパンやランチワイン、デザートもオプションでつけられるため、予算やお腹と相談しながらプラスできるのが嬉しいところ。 初来訪ということで、オプションも全てオーダー。そのためコースは、スープ、前菜、本日の鮮魚、メイン、デザート、コーヒー、と多すぎも少なすぎもしないオーソドックスなラインナップになりました。 スープはさつまいもを使っていて、自然の甘みが味わえます。温められた器で寒い日でもほっと一息。サラダはほんのり効いたオレンジが爽やかさを演出してくれます。 メインで用意していただいた麹に漬け込んだホロホロ鳥。柔らかく、口の中でほどけるような食感で、丁寧な作り。 仕込みの丁寧さに加えて、特筆すべきはソース。なんとベリー系のフルーツを使ったソースで、ほどほどの酸味とスッキリとした味わいがクセになる秀逸な味わいです。甘味はかなり抑えてあるものの、デザートのイメージがあったベリーを大胆にメインに使うシェフの発想には脱帽。 また、コースの中でも特に推したいのは、本日の鮮魚で出てきたスズキ。ふっくらと仕上がった身は、中までしっかりと火の通った火入れで、生っぽさはなく、スズキの味わいがギュッと詰め込まれています。皮面もパリパリに仕上げてあり、口の中に入れた食感が完璧でした。 こちらもソースが素晴らしく、醤油をベースに和風でまとめられており付け合わせのブロッコリー、タケノコと相まって、フレンチであることを忘れるような出来栄えでした。 デザートはマスカルポーネとコーヒーゼリーの組み合わせ。こちらも美味しくいただきました。 食後のお茶は煎茶、レギュラーコーヒー、エスプレッソと3種類から選べます。 和風の仕立てがある料理もコースに含まれているため煎茶が用意されているのも嬉しいところですね。 郊外の住宅地という様々な客層が想定される中で、フレンチをベースにしつつ和風のエッセンスをいれた出来栄えは見事の一言。 ワイン2種がついて、ひとり6000円と金額も良心的。またリピートしたいです。