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2024.01投稿
Business review media #1
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rating:3.03.0

江戸時代はじめの1649年(慶安2年)に、現在の和歌山県岩出市の紀ノ川沿いに建てられた紀州徳川家の別荘「巌出御殿」と考えられた建物。その後、大阪市此花区春日出新田に移されていたものを1906年(明治39年)に原三溪が譲り受け、11年をかけて念入りに配置を吟味し、1917年(大正6年)に移築が完了しました。 移築の際には、屋根の形と3棟からなる建物の配置が変更されましたが、内部は元の状態が残され、狩野派を中心とする障壁画と繊細・優美な数寄屋風書院造りの意匠を各所に見ることができます。 池に面して3つの棟を奥にずらしながら連結させた、この臨春閣の姿は内苑の景観の中心となるもので、三溪園が「東の桂離宮」と称される所以となっています。

2024.01訪問

⛩ 有名な文化財がある

+3

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旧矢箆原家住宅

飛騨白川郷の一部(現在の高山市荘川町)にあった、入母屋合掌造りの民家。御母衣ダム建設の水没地域にあったため、1960年(昭和35年)に三溪園に移築されました。 農民の家ながら、式台玄関や書院造の座敷など立派な接客の空間や火灯窓を備え、飛騨の三長者の一人と言われた矢箆原家の格式の高さを伝える、現存する合掌造りでは最大級の建物です。現在は、移築に合わせて蒐集された飛騨地方の民具が展示されています。囲炉裏では毎日火が焚かれおり、黒光りした柱や梁、煙の匂いが昔の白川郷での暮らしを感じさせてくれます。

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三渓園天満宮

江戸時代、三溪園の近くの旧家が京都北野天満宮より勧請して祀った間門天神(まかどてんじん)が、三溪園天満宮の前身です。 昭和51年1月25日に三溪園内に移され、以後来園者に親しまれています。 天満宮に祀られる、平安時代の学者・政治家であった菅原道真(すがわらのみちざね)は昔から学問の神様として信仰を集めています。 誕生日が6月25日、死去した日が2月25日であったことから毎月25日が縁日とされ、特に年の初めの1月25日は初天神と呼ばれ 重視されてきました。

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三溪記念館

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