高崎市通町のたのじでコロッケを嗜む。高崎はコロッケタウン。街を歩くとコロッケが転がっている。高崎駅からほど近い場所にある「たのじ」さんはコロッケが美味しい。高温のサラダ油で揚げたコロッケは、中はジャガイモで美味しい。ソースはお弁当に入っている銀フィルムに包まれていて味が熟成されている。レモンをかけたい通のコロッカーには、別添でレモンのしぼり汁を絞れるサービスもある。今日も店内には疲れたサラリーマンが背中を丸めてコロッケを食べていた。日本酒がすすむコロッケはたのじならでは。高崎駅に降り立ったら、ぜひたのじさんのコロッケをご賞味ください。

那須町高久丙のさつき食堂で、野菜炒め定食を嗜む。観光地にありながら観光客は皆無。こういう店が本当の那須であり、ガイドブックやインターネットでインスタ映えするような観光をしているようではまだまだである。 この地域では、野菜は塩水で育てる塩営栽培が盛んなのか、野菜は最初から塩味がついているのがデフォ。一度お湯に潜らせると、だいぶ塩味が抜ける。果たして日本全国で１日どのぐらいの人が野菜炒めを食べているのだろう。帰ったらもやしでも炒めてみますかね。

前橋みなみモールで行列のできる超有名たこ焼き屋。大阪で修行を積んだ熟練のたこ焼き職人が作るたこ焼きは、中はカリッ、外はフワッとしています。しかし、ここはフードコートなのでその期待をすることは難しい。群馬県内に店舗を連ねる値上げばかりしていると噂の「たこ頭」のようなエセたこ焼きとは全く別物。メロンソーダもメロンの香りが爽やかに広がる本格派。大阪人もびっくり仰天のたこ焼き屋やで〜！ほな、さいなら〜(^^)

横浜市の回転寿司活で寿司を嗜む。回る回るよ目が回る。回転寿司の宿命とはいえ、回転が良い。店の前には行列。列に並んでる私が好きだ。有名店に来た気分になれる。ありがとう。お茶は粉茶。寿司を食べまくってテーブルが皿だらけになり、皿を下げてくれと言ったら断られた。なんたることか。横浜は海が近いから魚がうまい。目の前の海で魚が水揚げされて、回転寿司レーンに乗って10分もすると寿司になって出てくる。実に素晴らしい。画期的だ。

安中市磯部温泉の西洋亭で洋食スープを嗜む。安中はグルメタウン。その中でも選りすぐりの知る人ぞ知る名店。洋食屋さんは箸は使わない。コロナ禍も少し和らいできて、温泉街にはたくさんの人々でごったがえしている。磯部温泉は日本の良き温泉街で人気のエリア。さすがに外国の方々はいないけれど、国内旅行需要が増している感じを受ける。今回の西洋店さんも、予約してきたのですんなり入れたものの、長蛇の行列ができていた。行列の横を我が物顔で通り店内に入るのは気持ちがよく、これだけでも来てよかったと感じる。 美味しいスープは野菜が豊富である。ニンジンは入っているなと気付いた。パセリも振りかけてあり、身体にも健康にも良いスーポウであると感じる。なんとなく高知県名物の「いも天」が食べたくなった。週末は高知でも行ってこようか。