料理の撮影はNG。古田諭史シェフによるイノベーティブフュージョン料理は真新しくて驚きと嬉しさを与えてくれる。非常にクオリティーが高い。

今回は冬の食材で。まずはその素材を出来栄えの自慢からコースが始まるのが大石流！前回夏の時より全体的に味が濃厚でゴージャスな感じ。見た目は似てるけど食材の構成や味は全然違くてそれがまた面白い。さすがの量で少し控えめでお願いしたのにコースが終わる頃は腹パンパン😂

こんな料理があるなんてビックリの連続！今まで経験したことのない品々に新しい世界を見たような気がする。掛け算ではなく極限までシンプルに素材だけの旨味を出すけどそれがちゃんと料理されていて感動した。クライマックスのボニュ焼き、6時間焼いた見島牛のステーキの柔らかさと美味しさに驚きの連続。 またワインのペアリングも素晴らしくてそこまで詳しくない自分でもその相性の良さが分かるくらい。 一品ことに来栖けいさんが丁寧にその哲学や料理の仕方を説明してくれて料理の味がより深みを帯びる。

目の前で小林シェフの料理する姿が見えるのはコースに時間がかかるフレンチとしてなかなかいい演出だった。コースの構成や料理の味も素晴らしかった。

まず最初にお通し的なもので野菜チップが運ばれてきた。スナックよりは新鮮な野菜をそのまま揚げたもので素材を味をそのまま楽しめる。 フレンチなのでとりあえず乾杯はシャンパンで！ その後6種類くらい食材が運ばれてきてそこから4品まで欲しい食材と調理法を選ぶという珍しいシステムだった。フレンチと言ってもそれほど硬いお店でもなく居心地がいい。 フレンチと言ってもかなり控えめな味付けで最大限素材の味を活かすような調理法で京都の和食を想起させる。最近は和食ばかりだったけどたまにはこういうのも悪くないね。また行きたい！

音羽創シェフの独創的かつクオリティの高い一品一品を楽しんでたらいつの間にかそに世界観に染まる素敵なコースだった。

クリエイティビティ溢れる料理の品々。こういうのは初めて食べる！というのが多かった。新鮮な発見が楽しい。ペアリングしてもらったワインも素晴らしくて料理とのバランスも抜群！

フレンチに和食、懐石料理のアプローチが新しい。クオリティーの高い料理は通じてるのかもね。全く違和感がない。シェフが岐阜県出身らしくやっぱりアクセントは飛騨牛で決めてる。非常にコスパがいい。

フレンチなのになんと炊き込みご飯で〆。またそれが美味しい☺️

3人での訪問で予約時はコースは4人以上で頼めるのでアラカルトでお願いしますと言われたけど行ったらなぜかコースで対応してもらった。あまり今まで味わったことのないおいしさで新鮮な感じ。食材は主に海鮮類が多いので白ワインがよく合う。美味しすぎて少し飲み過ぎちゃった。

全ての料理に該当する話だけど産地の生産者の思いをちゃんと理解した上で一品一品素材の味を活かしながら美味しい料理を提供してる。こういう料理が美味しくないはずがない！