鹿のブラッドマカロンは 卵白の代わりに鹿の血を使用。 同じ成分が入っていて泡立つんだそうです。 間にはブーダンノワールが挟まれています。 それでも口当たりは柔らかい感触でクリームに近い。 サクッとガリっと癖もなく濃厚な味わい。 塩気もしっかりあって最初に印象が残りますね。 とうもろこしのブラマンジェは レモンのソースできれいに仕上げられています。 とうもろこしはゴールドラッシュが使われていてかなり甘い。 ローズマリーもかなり存在感があってただ甘いだけではなくいい感じです。 食べるガスパチョは 「本日のお魚料理はイサキです」と最初に説明を受けていましたが思わぬ形で出てきて驚きました。 トマトやペコロスなどのいろいろな野菜とイサキ。 中央部に仕上げでガスパチョを注いでいただき、いただきます。 色合いからして完全にブイヤベースを想像してしまうもので、よりさっぱりしているように感じた気がしました笑 お野菜が特に相性が良かったです。 ペコロスが一番美味しかった。 パテアンクルートは 鹿、熊、猪、穴熊にジビエのコンソメジュレも合わせったパテアンクルート これ今まで食べた中でも抜群に美味しい。 半分って見るとちょっともっと食べたい！なんて思いますが、かなり濃厚な味わいでこのくらいがちょうど良い。 満足感。 鮎のパイ包焼きは こちらもコースの最初の説明からは想像もできなかったスタイル！ 鮎の身に加えてのすり身やホタテのムースを合わせた構成。 なんとしかもふわふわなんです！ ソースはブールブランソース。 少し土っぽさのあるのが特徴なつるむらさきを合わせて。 2.3口目に食べると引き締まる感じがします。 とっても美味しい！ 蝦夷鹿グリルは おぉたっぷりボリューム！ 夏でも鹿がこんなに美味しいと思ったのは初めてかもしれない。 スープドメロンは 茨城アールスメロンを使用し、シンプルにディルを合わせた果肉、ジャージ牛乳のエスプーマ 柚子胡椒と八女茶のアイスを合わせて。 濃厚かつさっぱりな満足度の高いデザートでした。 食後にはコーヒー紅茶などからハーブティーを選択。 猪の脂とバターのフィナンシェもお茶菓子としていただきました。

このレベルになると個人の好みで評価が決まると考えているが、ハマらなかった。ジビエを活かすという取り組みはいいが、例えば冒頭のマカロンは塩味ばかりで深みがなかった。全体を通して言えるが、口コミサイトの点数で期待するほど、味のレベルが高いとは感じなかった。ただ素材、盛り付け、皿数は7800円という値段からすると相当に努力されていると思う。雰囲気も合わせればコスパは高い。

物凄く品のあるジビエコースでした。 ジビエといえば野生み溢れるイメージでしたが、 臭みや癖など全くなく、とても美味しくて感動しました。