■アクセス 東急田園都市線・池尻大橋駅より徒歩3分 　 ■訪問回数 初めて 　 ■用途 友人とディナー 　 ■概要 246通り沿いにお店を構えるお寿司屋さん。 三宿にある本店の別邸として、2019年10月に池尻大橋の地にオープンされたようです。 木の暖かみを感じるL字型のカウンターがメインとなっており、奥の方には個室も用意されております。 　 ■メニュー オーダーはお任せコースが基本。 夜のお任せコースは18,000円となっており、10,000円のハーフコースも用意されているようです。 この日は通常のお任せコースをオーダー。 頂いたお料理は以下の通りです。 　 〜摘み〜 ・マコガレイ ・タコ ・鮑 ・甘エビ ・毛蟹 ・のどぐろ ・益子と白エビの子丼 ・玉 ・アイス 　 〜握り〜 ・ホタテ　 ・子鯛 ・中トロ ・大トロ ・白イカ ・新子 ・金目鯛 ・ウニ ・キス ・アジ ・穴子 ・トロたく ・ウニ（追加） ・ホタテ（追加） ・子鯛（追加） ■感想 食通達と間で良い噂を聞くのでずっと気になっていたお寿司屋さん。 運良く常連の方にお誘い頂き、初めてお伺いしました。 　 結論、今年の新規開拓の中では1番のお寿司屋さんに出会う事が出来ました。 摘みも握りも本当に全てが美味しく、感動を覚えるほどのクオリティです。 　 日本酒のラインナップも豊富でセンスが良く、気付いてみれば合計9種類も飲んでしまいました。 とにかく、お料理もお酒も素晴らしいお店です。 　 これから通いたいお店がまた増えました。 ご馳走様でした。

定期的に通いたい最高のお寿司さんを見つけました。 駅からは10分以上歩く南青山の高級な住宅街にひっそりとお店を構える、熟成鮨の万（よろず）さん。 食べログの口コミは少ないですが、ミシュラン１つ星を獲得されている超名店です。 とにかく大将の鮨に対するこだわりが物凄く、こだわりがしっかりと味へと昇華されているのが素晴らしいです。 席は6席のみで、この日は6名で貸切です。 頂いたのは25,300円のコースです。 内容は以下の通り。 --- ほっき貝のスープ トコブシのコメ油漬け 穴子の干物 あん肝 のどぐろ塩焼き 本鮪中トロ 本鮪漬け 本鮪大トロ 小肌 小鯛 本ボタンエビ 真鯛 鰆 アオリイカ 縞鯵 秋刀魚 穴子 カワハギ カジキ 松茸とトロの混ぜご飯 赤出汁 玉 --- ここからは印象に残ったお料理をレビューしていきます。 ・ほっき貝のスープ 一品目で頂いたほっき貝のスープから驚きます。 調味料を使わずに昆布だしで仕上げているスープは、優しい旨味で食欲をそそる味わいです。 ・あん肝 あん肝を血抜きし、甘めの醤油で低温調理した後に裏ごしして仕上げたもの。 見た目からは伝わりにくいですが、とにかく恐ろしいほどに旨味が強いです。 今まで食べたあん肝は何だったんだろう？と感じるほどの美味しさです。 日本酒との相性が抜群。 ・のどぐろ塩焼き 20日熟成させた後に2日間風に当て、炭火焼きにしたのどぐろ。 のどぐろの塩焼きは基本的に脂が乗った個体を選ぶかどうかで、美味しさが変わってくるイメージでしたが、熟成という軸が加わることで単に脂のノリだけでは評価出来なくなります。 普通の塩焼きとくらべて旨味が強く、その割に脂が重くなくさっぱりとしているのが面白いです。 ・本鮪中トロ 待ちに待った握りの一貫目は、青森の本鮪の中トロから。 18日熟成させており、口に入れた時の旨味の広がり方が違います。 シャリは一粒一粒がしっかりと炊かれていて、ホロホロと崩れるように柔らかく握られています。 ・本鮪漬け 先ほどと同じ個体の赤身を漬けにして頂きます。 熟成させることで旨味が強くなるので、漬けにすると味が濃すぎるのでは？と予想しましたが杞憂でした。力強い旨味がありつつも、舌触りや後味は繊細そのもの。すばらしい仕上がりの漬けでした。

■アクセス 東京メトロ日比谷線・中目黒駅より徒歩2分 　 ■訪問回数 初めて 　 ■用途 友人とディナー 　 ■概要 ミシュランで星を獲得している「天麩羅みやしろ」さん監修のお寿司屋さん。 同じく中目黒にお店を構える「鮨おにかい」さんは既に予約の取れない人気店となっており、こちらも連日お客さんで賑わいを見せているようです。 　 ■メニュー お料理はお任せコース（1万円）の一本のみ。 握り15巻に加え、つまみやお椀などが入ったボリュームたっぷりの構成となっています。 ドリンクはお店イチオシの5種のワインペアリング（5,000円）をオーダー。 この日頂いたお料理は以下の通りです。 　 〜握り・巻物〜 ・マグロ巻き ・ホタテ ・鱧 ・イワシ ・カツオ ・あん肝 ・黒星笛鯛 ・石鰈 ・白いか ・海老天海苔巻き ・のどぐろ ・鰻 ・中トロ ・鯖冷や汁 ・かっぱ巻き 　 〜摘み〜 ・切り立てのシャリ ・鮎の甘露煮ペースト ・イチジクの白和え ・玉 ・ネギま汁 　 ■感想 2年ほど前に鮨おにかいさんにお伺いしたことがあり、コストパフォーマンスが非常に良かったので、系列であるこちらに訪問しました。 　 背筋が伸びるような木を基調としたカウンターでありながら、大将の和やかな接客でリラックスして楽しむことが出来ます。 　 コースは質も量も申し分なく、1万円というお値段は企業努力を感じます。 　 特に美味しかったのはイワシの握り。 酢で締めすぎず、脂の甘さを強調した柔らかな握りはコチラでしか食べられない一品。 素材の良さもさることながら、丁寧な仕込みが光ります。 　 ワインペアリングも非常に充実した内容。 白、赤、ロゼが握りに合わせて提供されますが、全体的に軽めのテイストでお寿司の美味しさを邪魔せず、見事に主役を引き立てる役割を果たしていました。 カウンター寿司デビューをしたい方や、ある程度お寿司は食べたものの普段使い出来るお店を探している方などにぴったりなお店です。 ご馳走様でした。 ■訪問時の点数 3.55

■アクセス JR線・渋谷駅より徒歩9分 　 ■訪問回数 初めて 　 ■用途 知人とランチ 　 ■概要 奥渋谷エリアにあるお寿司屋さん。 フレンチと鮨の名店で修行を積まれたバックグラウンドを持つ阿重田大将による、型にとらわれない鮨とワインの組み合わせが楽しめるお店です。 デザイナーが出かけた黒を基調としたシックなカウンターも魅力の一つです。 　 ■メニュー お料理のコースは33,000円のお任せコースのみ。 プラスでペアリング、ワインペアリングも追加することが出来ます。 この日はワインペアリング付きのコース（49,500円）をオーダーしました。 頂いたお料理は以下の通りです。 　 〜握り〜 ・大トロ ・中トロ ・小肌 ・春子 ・鰯 ・雲丹 ・喉黒雲丹 ・海老 ・穴子 ・鉄火巻き 　 〜つまみ〜 ・鮑の姿煮 ・白甘鯛の焼きしゃぶ ・鰹海苔醤油 ・もずくの酢の物 ・雲丹とじゅんさいのお椀 ・目光の焼き物 ・玉 　 〜ペアリング〜 ・ワイン10種 ・日本酒6種 　 ■感想 築地ウエケンさんを中心に、様々なコネクションを活用した圧倒的な素材の仕入れと、ポテンシャルを最大限に引き上げる丁寧な仕込みを終始堪能しました。 特に印象に残っているのは、赤利尻の雲丹と喉黒合わせた握り。 雲丹自体の甘みとコクもかなり強いのですが、それに負けない喉黒の力強い旨味が発揮されており、両者が喧嘩せずに美味しさの相乗効果を生み出していました。 　 ワインと日本酒のペアリングも完璧と言って良いほど計算し尽くされています。 特にトロの脂の甘みをシャトーヌフ・デュ・パプで巻き取る形の合わせ方は、感動すら覚える美味しさでした。 　　 大将のトークも軽快で、仕込みの裏側のお話や、おいしさのロジックなどを優しく丁寧に教えてくださいました。 都内の超名店と言われるお店と全く遜色ない印象。 近いうちに予約が取れなくなると思います。 ご馳走様でした。

2020年10月にオープンのした新店のお寿司屋さん。 恵比寿駅から徒歩3,4分ほどの好立地にあります。 この日は食べ歩き仲間の知人からオススメされ、計4人で訪問しました。 結論から言うと、都内の単価4,5万円前後の名店に引けを取らないクオリティと、雰囲気やサービスの心地よさがとても素晴らしかったです。 お魚に関する知識、美味しく頂くための大将のこだわり、種類豊富な日本酒のオススメ、時折交える冗談、これらをカウンター席で楽しめるサービスは都内でもなかなかありません。 コースは20,000円のお任せをオーダー。 頂いたお料理は以下の通りです。 ------------------- お料理 ・トロの手巻き ・えび芋 ・かわはぎ ・のどぐろ ・あじ、ネギ生姜 ・甘鯛の松笠焼き ・フグの白子揚げ ・真鯛 ・中トロ ・赤身の浅漬け ・赤身の漬け ・大トロ ・コハダ ・べったら漬け ・茶碗蒸し、キンキの塩焼き ・エビ ・赤貝 ・ウニ ・煮穴子2種 ・かんぴょう巻き ・河童巻き ・しじみの赤だし ・玉 お飲み物 ・無想 ・鍋島 佐賀の華 ・磯自慢 ・ゆきの美人 ・十四代 龍の落とし子 ・手取川 -------------------